結論:予算は「約6〜7万円」を見ておきましょう
まず、最新情報を含めた結論をお伝えします。
必須の技能研修や最新テキスト代をすべて合わせると、総額で約6万円〜7万円(学会年会費別)を見ておく必要があります。
「受験料だけなら1万円ちょっとなのに…」と思うかもしれません。
ですが、認定取得には講習会の受講や書籍の購入など、いくつかのプロセスが必要になります。
内訳を詳しく解説します。
1. 認定に必須の「技能研修会(基礎編)」とは
認定申請(履修薬剤師申請)のためには、通常の座学だけでなく、実技を含む研修会の受講が定められています。
技能研修会(基礎編)の概要
- 費用: 会員 6,000円
- 取得単位: 2.5単位
- 内容: 症例検討、自己注射・SMBG(血糖自己測定)の実習
この研修会は、認定要件の一つとして組み込まれています。
座学だけでなく、実際にデバイスに触れて指導方法を確認できるため、日頃の業務で「手技の指導に少し不安がある」という方にとっても、知識を整理する良い機会になります。
2. 書籍代は「最新版」で計算しよう(約7,000円)
ガイドラインや治療薬は日々進化しています。試験対策としても、実務での活用としても、以下の2冊は揃えておくのが基本です。
① 公式ガイドブック(必須!)
- 書名: 糖尿病の薬学管理必携 第2版|糖尿病薬物療法認定薬剤師ガイドブック
- 価格: 5,500円(税込)
- 発行: 2025年9月
- 試験のベースになるテキストです。
② 治療の羅針盤
- 書名: 糖尿病治療ガイド2024
- 価格: 1,100円(税込)
- 発行: 2024年11月
- 日本の糖尿病治療のスタンダードが凝縮された一冊です。
書籍代だけで 計 6,600円。これらは合格後も現場で長く使える資料となります。
3. 単位取得計画(P単位15単位の集め方)
必須の技能研修会(2.5単位)を含めた、効率的な単位取得イメージは以下の通りです。
| 取得方法 | 単位数 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 技能研修会(基礎編) | 2.5単位 | 6,000円 | 必須(実技あり) |
| 学術集会(年次大会) | 8単位 | 10,000円 | まとめて単位取得が可能 |
| その他の講習会 | 4.5単位分 | 約6,000円 | 2単位×2回+α |
| 合計 | 15単位 | 22,000円 |
学術集会への参加をベースに、技能研修を受け、不足分を講習会(またはe-learning)で補う形が一般的です。これなら無理なく計画が立てられるはずです。
4. 決定版!総額シミュレーション
これまでの費用をすべて合算してみましょう。
| 費目 | 金額目安 | 内容 |
|---|---|---|
| ① 審査・認定料 | 13,000円 | 書類審査+認定証発行 |
| ② 単位・研修費 | 22,000円 | 技能研修会含む |
| ③ 書籍・教材費 | 6,600円 | 最新版2冊 |
| ④ 郵送・振込手数料 | 約2,000円 | 書留、振込手数料など |
| 総合計 | 約43,600円 | +学会年会費 |
ここに、未入会の場合は学会年会費や、現地参加のための交通費が加わります。
結果として、「全体で6〜7万円程度」 の予算を確保しておくと安心です。
最後に:費用以上の「現場力」が身につく
費用や手間はかかりますが、このプロセスで学ぶ内容は、日々の服薬指導の質を確実に高めてくれます。
特に技能研修での実技確認や症例検討は、現場ですぐに活かせるスキルとなるはずです。
まずは、学会ホームページで直近の研修会日程をチェックするところから始めてみませんか?


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